「次世代省エネルギー基準」は住まいの省エネルギー性能を高めるための基準であり環境に優しい住宅づくりを推進していくための基準ということができます。また、その一方では人に優しい住宅づくりという側面も持っており、健康的で快適な生活が省エネルギーで実現でき、しかも長持ちする住宅ということが言えるでしょう。
(1) 断熱性能の向上で暖冷房と給湯の消費をおさえ、二酸化炭素の排出を減らすことにより、地球の温暖化を防止するメリットがあります。
(2) 年間の暖冷房費を減らすメリットがあります(平成4年の基準で建てたものと比較して2割程度の削減が予測されます)
(3) 少ない暖冷房器具による建物全体の安定した温熱環境が得られ健康的な暮らしが得られるメリットがあります。
(4) 安定した温熱環境により、結露の心配がない耐久性に優れた建物の実現というメリットがあります。
参考:財団法人建築環境・省エネルギー機構「次世代省エネルギー基準と指針」より
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